「シェアハウス」って一体どんなもの?
2021.05.21

「シェアハウス」にお住まいいただいたことがない方は、シェアハウスが一体どういうもので、「他人と一緒に住む」以外にアパート、マンション等の一般賃貸物件と何がどう違うのかわからない方も多いのではないでしょうか?今回は、設備や費用的な面、メリット、デメリットも含め、こちらでシェアハウスについてご紹介をさせていただきます。
目次
そもそもシェアハウスとは?

「シェアハウス」とは、一つの家、建物に複数人で共同生活をすることの和製英語です。
キッチンやお風呂や洗濯機などを共同で使用し、プライバシー空間として個室を利用します。
英語では“shared residence“、”shared house“と言うことが一般的です。
ルームシェアとの違いは、
ハウス(建物)をシェア(共有)=シェアハウス
ルーム(部屋)をシェア(共有)=ルームシェア
となります。
どんなシェアハウスがあるの?
「シェアハウス」と一言で言っても、元々一軒家だった住居を使用したもの、最初からシェアハウス利用を目的として建てられたもの、マンション型のものなど、様々な運営形態があります。
女性専用/男性専用/男女混合、
日本人専用
シングルマザー・シングルファーザー専用
ゲーマー専用
シニア向け
ペット飼育可能
などコンセプトに分かれているものや、暮らしとシェアハウスのいいとこどりをしたソーシャルレジデンス・ソーシャルアパートメントと呼ばれるもの、とにかく低価格重視のドミトリー型(※)など、多種多様なコンセプトでのシェアハウスが存在します。
※個室ではなく相部屋。2段ベッド等を使用し複数名が一つの部屋に滞在。
シェアハウスの料金、契約期間などは?

シェアハウスは簡単・気軽に住み始めることができるのが魅力です。
一般賃貸の場合、初期費用として
・敷金
・礼金
・仲介手数料
・鍵交換代
・火災家財保険
など、大体家賃の4~5ヶ月分のお金が必要になりますが、シェアハウスの場合、
・保証金(デポジット)
・契約事務手数料
・保証会社加入料
など、運営会社により様々ですが、大体家賃の2ヶ月分、キャンペーンなどを使用すれば一ヶ月の家賃以下の初期費用で住むことが可能です。
初めての一人暮らしの場合、上記の引っ越し費用以外に、家具家電の購入費も必要になりますが、シェアハウスの場合、家具家電付きのところが多いので、そういう部分でも節約ができます。
毎月の家賃もシェアハウスのジャンルによって様々ですが、
【一般賃貸≒ソーシャル系シェアハウス>コンセプトシェアハウス>ドミトリー】
【交流・共用設備が充実、個室も広め>最低限の共用設備・個室>個室なし】
となっています。
東京も利便性がいい駅、駅近物件になればなるほど家賃は高くなりますが、低価格帯のシェアハウスは一般賃貸に比べて家賃がとても安く、同じ地域、徒歩分数の条件で調べても、差額は一目瞭然です。

また、一般賃貸は審査に保証人が必要な場合が多く、契約期間は2年が一般的です。
逆にシェアハウスは、保証人不要、契約期間は1年~2年が多いですが、定められた最低入居期間を過ぎれば、途中退去も気軽にできます。
シェアハウスのメリット・デメリットは?

~メリット~
・初期費用が一般賃貸の1/3でおさまる
・毎月の家賃が一般賃貸の1/2~2/3でおさまる
・共益費の中に水道光熱費・ネット代が込みになっている
・引っ越しに伴う水道光熱費、ネット使用開始の手続きの必要がない
・家具家電の購入の必要がない
・数ヶ月だけの短期滞在ができる
・保証人が不要
・契約更新時、更新料が安い
・最短、当日に住み始めることができる
・同居者がいることで安心感がある
・様々な方と知り合うことができる
メリットとしては、金銭面が一番大きく、かなり出費の負担を減らせることができます。
家具家電があることにより、キャリーケース一つで気楽にすぐお引っ越しができる、また、交流型シェアハウスの場合は、友達を作ったり、人脈を広げることができることも魅力です。
~デメリット~
・水回りが共同使用
・他入居者のルール違反・生活音が気になる
・ルールを守ること、共同生活をすることへ気疲れしてしまうことがある
・苦手な入居者がいる、できてしまうことがある
・家族、友達を部屋に呼べない・呼べる時間が決まっている場合がある
・家具、家電を借りている状態なので汚損、破損の場合、それらの原状回復費用がかかる
デメリットにおいては、あくまで他人との共同生活になりますので、そこにどれ位のストレスを感じるのか?によってきます。
育ってきた環境も違う様々な年齢、国籍、価値観、考え方をもった人達が、一つ屋根の下で快適に暮らす為には、基本「ルール」というものが設けられていることが多く、そのルールを守ることにストレスを感じてしまったり、ルールを守らない他の入居者の方にストレスを感じてしまう場合があります。
金額的なメリットが大きい反面、日常生活面においてこのようなデメリットが生じることがあります。
ハナサカスの設備について
ハナサカスのシェアハウスは、低価格帯、プライベートを重視したシェアハウスとなっており、基本的にリビング、ダイニングなど人が集まるスペースはありません。
※ハナサカス練馬Ⅱ、ハナサカス東中野はダイニングが有りますが、現在はコロナ禍で使用禁止となっています。
以下、物件内の設備をご紹介させていただきます。
【共用部設備】
・キッチン(IHコンロ)
・シャワールーム
・洗面台
・トイレ(ウォシュレット機能付き)
・洗濯機/乾燥機
・郵便ポスト(共同/個別 物件により異なる)
※居住人数に合わせた設備がありますので、混みあって使用できないことはほとんありません。


【共用部家電】
・レンジ
・炊飯器
・電気ケトル
・ドライヤー
・掃除機
※居住人数に合わせた設備がありますので、混みあって使用できないことはほとんどありません。

【共用部・支給消耗品】
・調理器具 (鍋×2種・フライパン・ボール・ザル・菜箸・フライ返し・おたま・キッチンバサミ・包丁・まな板、食器用水切り)
・ハンドソープ
・トイレットペーパー
・トイレ洗剤&ブラシ
・お風呂用洗剤
・台所用洗剤
・食器用スポンジ
・キッチンシンク排水口ネット
・クイックルワイパー/替えシート
【個室内】
・ベッド
・マットレス
・寝具セット(掛け布団+カバー、枕+カバー、マットレスボックスシーツ・敷パッド) ※8000円購入品
・エアコン
・冷凍冷蔵庫
・TV
・カーテン
・机(物件により異なる)
・椅子(物件により異なる)
・ゴミ箱(物件により異なる)
・物干し竿(物件により異なる)
・モニターホン(物件により異なる)

シャワールーム、洗面台、洗濯、調理で使用する消耗品は各自でご準備を願いしております。
シェアハウスを有効に活用!
東京都内でシェアハウスを利用する最大のメリットは安く、気軽に引っ越しができるということです。
短期の一時的な入居から長期の入居が可能で、まとまったお金が無くても、東京に気軽に上京できる為、シェアハウスに住みながらお仕事を探されたり、夢の為に貯金をされたり、場所や期間に縛られず気分で住む場所を変えてみたりと、ご自身の目的にあったシェアハウスをが見つかると、より充実した東京生活を送っていただくことができると思います。