キャンプの計画を立ててみよう

2021.12.22


キャンプの計画を立ててみよう

実はオールシーズン楽しめるキャンプ。キャンプへ行く前に計画に準備することが多くあります。今回は、デイナイトキャンプの計画の立て方を中心に、キャンプ計画を立てていきます。

近年爆発的ブームなのが、キャンプ。

様々なキャンプ場もオープンしており、流行真っ盛りのキャンプですが、いざ幹事になって計画をしてみると、準備するものが多くあります。

準備するのは、何もキャンプ用具だけではなく、移動手段や確認事項が意外と多く、今回は私のキャンプ計画を立てた時を参考例に計画をたてていきます。

どんなキャンプをしたいの?

仕事で疲れたので、大自然を満喫したい!癒やされたい!でも、宿泊までは忙しくてちょっと行けそうにない。

いっそ、ソロキャンプに行こうか、友人に焚き火はしたいけど、宿泊までは、、という友達もいる。。。といったところで、そうだ、焚き火をしよう!
軽くアウトドア飯を作って、ゆったり焚き火を眺める。

そんなキャンプに行こう。と方向性が決まったので、早速計画を立てていきます。

焚き火だけのキャンプ?と疑問に思われる方もいますが、キャンプと一口に言っても実は種類があります。

運営している施設によって、行っていないサービスもありますが、種類としては、こちら。

■デイキャンプ■
日帰りキャンプの事。宿泊が無いので、荷物も少なくてすむ、といったメリットがあります。
子供連れのファミリー層が行くイメージです。

■ナイトデイキャンプ■
夕方から夜にかけての日帰りキャンプの事。
こちらも宿泊はありません。
焚き火をしたり、夕焼けを感じるなど、大人な雰囲気があるキャンプ。
開催しているキャンプ場は多くはありません。

■キャンプ■
宿泊を伴う、文字通りのキャンプです。
普通キャンプといったらこちらをイメージするようなものです。

キャンプ自体は、富士山のキャンプ場は何回か経験しており、自分で計画をするのは初めてです。

今回は、ナイトデイキャンプ、焚き火をメインとして構築していくか考えていきます。

ゆるきゃんのしまりん式ソロキャンプの心得を参考にしよう

ナイトデイキャンプにしようという方向性がきまったので、準備をしていきます。

参考にすると楽なのがゆるきゃんのしまりんが話していたソロキャンプの心得がとても参考になるので、これをベースに決めていきます。

-1:場所と移動手段を考える

今回、車で行く事にしたので、あまり場所は選びませんが、ナイトデイキャンプの都合上、遠いところは、行きたくないので、私の家から車で30分程度のキャンプ場を見つけたので、ここにしていきます。

この記事を読んでキャンプ計画を検討されている方は、ご自身の移動手段を考えてみてください。

-2:スマホの電波が入るキャンプ場を選ぶ

全国ほぼカバーされているスマホの電波ですが、稀に通じない地域が未だに存在します。
いざ困った時にネットで調べられるのは、現代ならでは、です。

-3:家族や知人に行き先を言っておく

僻地にでも行かない限りはあまり深く考える必要は無いのですが、友達や家族に助けて欲しい時、頼りになります。

-4:じっくり下調べをする

これはネットの公式ページと、個人ブログを探して下調べをしていきます。

公式ページには、焚き火は直火不可や持ち込み不可の物といった細々とした注意事項が書かれています。
花火が禁止のキャンプ場もあるので、知らずに花火を持っていくと禁止だったなんて事になりかねません。

また、キャンプ場までの行き方が特殊だったり、GoogleMAPに途中までしか道が載っていない、カーナビだと出てこないといったキャンプ場もあります。

こういった細々とした情報は意外と個人ブログやYou Tubeに情報があるので、調べていきます。

キャンプ場の中には、最近のキャンプブームをうけてキャンパーが多く難民キャンプ並の密度になるキャンプ場も実際にあります。
こういった公式で書いていない情報もチェックしていきます。

自分がどんなキャンプをしたいのか?も合わせて下調べしていきます。

ここで、良いキャンプ場が見つからない場合、-1に戻って再度調べなおします。

-5:天気予報を確認しておく

天気予報を調べる時、雨か晴れかに注目しがちですが、気温も同じく調べていきます。

私が春先に富士山キャンプに行った時は、富士山2合目程度の高さですが、夜の気温が5度近くまで下がるため、日中は温かいのに夜が寒いので、着ていく洋服が変わっていきます。

気温の調べ方は、ネット検索で『○○ x月 気温』(○○は行く予定のキャンプ場の市町村)で検索をかけると、目安になる気温を簡単に調べる事ができます。

夏なら、18度を下回らなければ、それなりの防寒で済むので良いのですが、18度を下回る場合は、冬用の服装を検討していきます。

キャンプで行く場合は、寝袋の最低使用温度を調べてください。
寝袋の最低使用温度以下で行くキャンプは、生命の危険が伴いますので、絶対に行かないようにしてください。

今回のナイトデイキャンプでは、7月(当時)それも家の近くなので、夜の気温が大体わかっているので、服装はそこまで気にはしていません。

-6:キャンプ場でやる事を決めておく

キャンプでは、設営さえ終わってしまえば後は自由です。

自由である、自然を満喫するのがキャンプの醍醐味ですが、あまりにも無計画だと、結局キャンプ場でスマホのゲームをしていた、なんて事になりかねません。

今回は、焚き火をする、アウトドア飯を食う、と決めているので、クリアです。

ギア(キャンプ用具)を用意しよう

ここまで決まっていくと、次にギア(キャンプ用具)を決めていきます。

キャンプ場によってレンタルコースもあるので、合わせて確認をしていきます。

私の場合、ある程度ギアが揃っているのでこの中から選んでいきます。

今回、焚き火をしたいので、焚き火台が必須です。

以前、燻製用にコンパクトグリルを買ったのですが、燻製調理で使いにくく、お蔵入りしていたのですが、これを焚き火台にしていきます。

次にクーラーボックス。
これに大きめの保冷剤を入れれば、肉でも飲み物でも保管できます。
大型のクーラーボックスは、そのままテーブルの代わりにも使えます。

次、イス。
アウトドア用イスと小型イスの2つがあるので、使っていきます。
アウトドア用でも、お洒落さを望まなければ安いイスが結構あります。

また、中古屋さんでもいろいろな物が出ているので、定期的にチェックすると結構掘り出し物が出ています。

あとは、薪と炭火ですが、今回車移動なので、薪と済を売っているホームセンターは既に調査済です。

焚き火は火のついた炭や薪を扱うので、火ばさみや耐火手袋も欲しいところです。

最低でも火ばさみは必須ですね。火ばさみは、百均でも売っているので、購入しておきます。

忘れがちなのが、蚊取り線香。
アウトドア飯を扱っていると虫が寄ってきます。

蚊取り線香が必須になるのですが、蚊取り線香の付け方として、1回目は、蚊取り線香全部に火が行き渡るように火をつけます。

普通、蚊取り線香は渦巻状になっているので、端に火をつければいいだけなのですが、アウトドアで使う場合、煙の量が足りず、結果的に虫が寄ってきてしまいます。
そこで、一気に煙を焚く事で虫を寄せ付けないようにする方法です。

キャンプ場によっては、地面に火がつくのがNG(直火不可)というところもあるので、蚊取り線香を置く台座を考えていきます。

今回は、金属製の台座があるので、使っていきます。

まだまだ準備は続きます。

昨今のコロナウィルスがあるので、除菌スプレーを用意します。

アウトドアで人との距離も充分に取れるといれば取れるのですが、菜箸や調理器具等、人の触れるところは意外にも多く、今現在では必須アイテムの一つです。

除菌系グッズとして、ウェットティッシュがあると、素早く除菌ができ、かつ手が汚れた時にさっと拭ける便利なアイテムです。

ここまで用意するギアをまとめると、
・燻製用グリル(焚き火台)
・火ばさみと耐火手袋
・クーラーボックス
・イス
・蚊取り線香
・除菌スプレー
・ウェットティッシュ

まとめた中には、調理器具が入っていません。
どんなアウトドア飯を作るかによって、調理器具の用意が変わってきます。
今回は、デイナイトキャンプの準備をすすめてきましたが、お泊りキャンプの場合、これにテント、テント用マット、寝袋、寝袋の下に敷くマットが追加になります。

キャンプの準備は、色々手間がかかるのですが、いざはじまってみるととても楽しいのがキャンプです。

準備が大変と思った後、キャンプへ行くと、また楽しいから行ってみたくなるのが、キャンプです。