東京新生活お部屋選びのお勧め2
2022.05.13

東京で就職や進学でお部屋を探される方も多くいらっしゃると思いますが、知っている土地でもお部屋探しは難しい中、知らない土地ではもっと大変、しかも東京は沢山お部屋があるので、思考停止したくなりますが、そんな時の参考にご覧いただければと思います。
就職や進学、転勤などで東京に移り住む方は大変多く、2020年でも人口増加が30,000人程と言われ、コロナによる移動制限が以前より緩和された本年はもっと多い事だと思われます。
多くの方が東京で新生活をむかえられるわけですが、その際に必要になるのが生活の拠点である「お部屋探し」です。
以前に「東京新生活お部屋選びのお勧め1」を書かせて頂き、今回はその続きになりますので、より良いお部屋探しの一案として参考にして頂ければと思います。
東京新生活お部屋選びのお勧め1
希望条件に付いて
前回も記載をさせて頂きましたが、よくお部屋を選ぶ際の項目として挙がるのが下記になります。
・場所
・広さ
・築年数
・駅からの距離
・階数
・お家賃
・契約金額

東京の通勤については、とある資料によると平均時間「片道」50分になるそうです。
全国平均が平均時間「往復」1時間20分(片道換算40分)と言われますから首都圏は平均より長く、かつ、電車によるものが主となるため、他の地域と異なる点が多くなります。
前回は最寄り駅からの距離について記載いたしましたが、今回は住む駅の選び方にスポットを当てたいと思います。
エリアについて(駅選びについて)
ある程度土地勘がある場合
お部屋選びで重要なエリアですが、まずはお勤め先、もしくは進学先の最寄り駅を調べてみましょう。
目的地の場所によりますが、利用可能な駅が複数ある場合があります。
例えば、弊社ですと最寄り駅が「八丁堀駅」(徒歩1分)で次に近い駅が「新富町駅」(徒歩7分)になります。
最寄り駅の「八丁堀駅」であれば日比谷線・京葉線の2路線があり、「新富町駅」であれば有楽町線が利用可能です。
この場合は、日比谷線・京葉線・有楽町線の駅で選べば、乗り換えなしで目的地に着くことが出来ます。
通勤で乗り換え回数が減ると距離が離れても楽になりますし、乗り換え回数が増えれば距離は近いのに通勤時間が増えやすくなります。
加えて、交通費も増えやすくなるため可能であれば、目的地より利用可能な路線から選びたいものです。
とは言え、平均的に1・2回の乗り換えは通常ありますのでこだわり過ぎてはいけません。
これを参考に検討しやすい場所が絞れてきました。
その中で、会社や学校だけがすべてではありません、興味があることや趣味もあり、希望のエリアもあると思います。
趣味で「古着屋が好きで音楽が好きで、ライブや小劇場のお芝居が好き」であった場合は地域として「下北沢」「高円寺」などの地域がお勧めです。

その際にどちらでも良いのであれば、勤務先や進学先の路線と組み合わせて主要な路線を決めていくとおのずと選択路線が絞られていきます。

その選択路線の中で選択可能な駅を選択しご希望の地域が浮かび上がってくると思います。
この選択路線の中で駅を選択するに当たり、踏まえて考えたいのが2点あります。
1つ目は、急行や快速、普通など電車の中で止まる駅と止まらない駅がある種類が多い方が楽にかつ早く移動できます。
急行や快速は止まらない駅がある為、自分にとって必要がない駅を飛ばしてくれるため、時間の短縮になります。
急行と普通電車の場合、場所によっては、倍くらいの距離があっても時間が半分になるものもあります。
これを活用すると純粋な距離ではなく、乗車時間を基準に考えることが出来、選択肢の幅が広がります。
2つ目は、一つの駅で複数の路線がクロスしている駅です。
複数の乗り入れがある駅は、選択肢の幅が広がることと、他の乗り換えの回数を減らすこともできるのでそういった駅はかなり便利になります。
ただし、上記2つの駅は人気が高いためお家賃が高くなる傾向があります。
お家賃を抑えるにはそういった駅の隣駅などを選択肢に入れ、その駅の隣駅などを選択すると費用が抑えられます。
もちろん乗り換え回数が一回増えますが、同じホームでの乗換であれば他の乗り換えに比べて、楽な移動が可能になります。
(余談ですが、便利な駅の隣駅などをお部屋の最寄り駅に選んだ場合は、乗り過ごしなどに注意してください、私はよく電車の中で寝てしまい、降りる駅を1つ乗り過ごすことがありました。)
土地勘がない場合
ここまで、最寄り駅をベースとしたお部屋選びをご紹介してきましたが、東京以外の地域から新しく住まれる際は、電車になれていないことや土地勘がないことから上記の条件に当てはまる駅をピックアップするのはかなり大変です。
なので、ご自身に合う主要な路線をある程度決めたら、「ナビタイム」というアプリやGoogleマップなどの活用をすると考えやすいです。
「ナビタイム」では2つの駅を入力するとその駅間での所要時間と乗り換え回数がすぐに検索できます。
主に移動する時間の入力等もできるため、その時間で最短のものや乗り換え回数が少なく楽に行けるものなど、選択可能で最適なものを複数探してくれるため、選んだ主要路線の中で勤務先や進学先の最寄り駅を入力し、所要時間や乗り換え回数が何回になるか見てみると参考になります。
また、乗り換える際の詳細な内容も確認できるため、どの駅のどの路線で乗り換えるのか、それを利用した場合の金額(定期券の金額もでます)もご参考にして頂ければと思います。
ナビタイム 乗り換え案内
Googleマップは、勤務先や進学先の住所を入力し、ルート検索で、お部屋選びを検討している地域も入力するとそこまでに行くための複数の方法を検索してくれます。
こちらでは、徒歩・自転車・バス・電車・車等も選択できるため、電車以外の方法も視野に入ります。
電車で行く場合には、乗り換えの駅が遠くて60分くらいかかる場合でも、バスなら40分でいけるようなこともあります。

これは、東京では主要駅より放射状に路線が出ており、縦に移動する電車が少ないため、目的地が距離的に近くても電車の場合に大きく迂回する必要があることがある為です。
こういった場合であれば、電車以外の方法があればそれを選択するとより効率的に移動が可能になります。
現在ではこういったアプリやマップを使用すれば土地勘が無くてもおおよその最短時間や労力・費用が分かる為、当初の想定より極端に違うことなどなく選ぶことで、失敗の部屋選びなどをしないことができます。
ある程度のお部屋選びの路線や地域が決まられたら試しに入力をしてみて、感覚的に可能かを確認し、より良いお部屋選びの参考にして頂ければと思います。
地域が決まれば、他の条件と組み合わせていくことでより、快適な自分に合ったお部屋選びを行えると思います。
新しい新生活をより充実していただくため、自分に合った、自分なりのお部屋探しを行ってみてはいかがでしょうか。
何かの参考になれば幸いです。