東京新生活お部屋選びのお勧め3
2022.06.11

より良いお部屋探しのご参考して頂ければと考え今回は、お部屋探しの際に見かける不動産用語について簡単にご説明です。
聞いたことはあるけれど、いまいち意味が分からないものや、なんとなく分かるけど説明しにくいものなど。
分かっていればお部屋選びの際にスムーズにご検討頂けるものとなりますので是非ご参考になればと思います。
就職や進学、転勤などで移り住む方は大変多くいらっしゃると思います。
新しい生活をスタートする際には、必ず住むところが必要になります。
会社や学校の寮がなければ自分で探す必要がありますが、不動産の言葉は聞きなれないものが多いです。
そんな、用語を今回はご説明します。
言葉を理解して、お部屋選びの参考にして頂ければと思います。
最初にお伝えしなければならないのが、お部屋選びは選ぶ地域によって様々なルールがあったりします。
同じ言葉でも同じようなお部屋でも地域によって「あたりまえ」が違うことが多いので、あくまで一般的な内容として参考にして下さい。
また、今回はあまり細かい内容は少なくして分かりやすいように記載しております。
アパート、マンションの違いって?
お部屋探しの為に不動産屋さんに行くと幾つかの質問をされます。
どこでも聞かれる質問が、
「お家賃はいくらくらいでさがされていますか?」
「どこの地域でさがされていますか?」
「アパートやマンションのこだわりはありますか?」
「お部屋の広さはどのくらいですか?」
「ご入居の時期はいつごろですか?」
などは、基本的に聞かれますし、聞かれた経験がある方も多いのではないでしょうか?
「アパートやマンションのこだわりはありますか?」について、そもそもアパートとマンションってどう違うの?と思った方も多いのではないでしょうか。
感覚的に答えることは可能ですが詳しく聞かれると「うーん?」と思ってしまいがちです。
結果から申し上げますと、これについては厳密な定義はありません。
どちらも言葉の意味は「共同住宅」という意味です。
一般的に使われるのは
アパート・・木造の1・2階建ての共同住宅
マンション・・鉄骨・鉄筋コンクリート造の3階以上の建物
のような使われ方です。
他にもハイツ(アパートとマンションの間で軽量鉄骨造2階建て)や稀にコンドミニアムと言った呼び方もあります。
LDKってなに?
「間取りは、お一人暮らしで荷物が多めとのことであれば1LDK位がいいですか?」
みたいな会話も良く聞きます。
間取りで1R・1K・1DK・1LDK・2K・・・・・・・・・・・と表記されていますが1LDKは広いみたいな感覚でとらえがちですよね。
ではなにか?
ご存じかもしれませんが結果から申し上げますと、こちらについても厳密な定義はありません。
「1R」(ワンルーム)は下図のようにキッチンスペースとお部屋に区切りが無いものをいいます。

不動産の協会では目安として、4.5帖未満のキッチンスペースが独立しているものは「K」(キッチンの略)と言います。
料理をするスペースのみといった感じです。

4.5帖以上で8帖未満のものを「DK」(ダイニング・キッチンの略)と言います。
料理してダイニングテーブルが置けるくらいです。

8帖以上であれば「LDK」(リビング・ダイニング・キッチンの略)と言います。
リビングとしても使えるくらいの広さとなります。

ですが、1Rであっても下図のように「LDK」より広い場合があります。(一般的には少ないですが)

ユニットバスってバスとトイレ一緒?
お部屋探しの際に、「このお部屋はユニットバスですね」と言うとお風呂とトイレが一体式になっているホテル等で見られるものを指して話しますが、

本来は、浴室内の壁・天井・床・浴槽が一体(ユニット)になっているものを指します。
なので分譲マンション等によく使われているトイレがついていないものもユニットバスだったりします。

ですが、お部屋探しの際に「ユニットバス」で基本的にはバス・トイレが一体になっている物という意味で使われているので十分に伝わるかと思います。
連帯保証人って?
よく芸能人の苦労話なので「むかし、友人の連絡保証人になったために〇億円の借金の肩代わりすることになった」などの話を聞いたような気がします。
おっかない話だなぁと思うのですがそもそも、連帯保証人って何か、簡単に言うと<連帯して契約者様と同等の責任を負う人>のことです。
読んで字のごとし!っと言った説明になりましたが、なぜお部屋やお金を借りるときに必要になるかというと、もちろんお支払いが滞った時に代わりになっていただくためですが、そもそも日本では「保証人が1人もいない人は信用できないから取引しない」との慣習があり、そういった信用をはかる物差しでもあったみたいです。
ちなみに「連帯保証人」と「保証人」では意味が違います。
連帯保証人は本人と同等の責任なので、本人が支払ができるのに支払わない場合でも請求をされると連帯保証人は支払わなければならないのに対し、保証人は本人に請求してどうしても払えないときには責任負うくらいの差があります。
保証会社とは?
昔は、お部屋を借りるときに必ずと言っていいほど連帯保証人が必要でした。
しかし、1つ上の話で記載した通り、連帯保証人になるのはリスクがあるので現代ではなりたがる人がおらず、加えて身近な家族に頼ろうにも、核家族化が進んでいる為、なれる家族がいない場合も増えました。
家族がいても遠方に住んでいて契約書のサインが難しかったり、時間がかかってしまい契約が出来ない場合もあります。
そんなことも多くなった今では、多くの場合「保証会社」さんの加入が必須になっています。
審査はあるものの、幾分かの費用を支払うことで連帯保証人の代わりになるサービスです。
もちろん、一時的に立替て支払うだけなので、最終的には本人が支払うことになります。
加えて金銭的な補償になりますが、何かあった際には、もちろんご家族にご連絡を取る必要がありますので緊急時のご連絡先になる方は必要になりますが、昔に比べると賃貸物件はかなりご契約いただきやすくなっています。
まだ、いくつかご紹介したい不動産用語がありますが、長くなってきましたので次の「東京新生活お部屋選びのお勧め4」でお伝えさせて頂ければと思います。
少しでもお部屋選びの参考になれば幸いです。
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