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【簡単レシピ付き】電子レンジの基本的な使い方

2021.07.23


【簡単レシピ付き】電子レンジの基本的な使い方

普段何気なく使っている電子レンジ、ちょっと使い方を覚えるだけでもっと美味しく調理ができるようになります。
電子レンジの基本的な使い方から、カンタンレシピまでご紹介します。

普段の会話で、「チン!しよう」といえば、電子レンジです。

シェアハウスのハナサカスでは、全物件オーブンレンジを設置してあり、ご入居者様は誰でも使うことのできる便利な調理器具です。

便利な電子レンジですが、オーブン機能もあるのに、レンジ機能しか使っていない、なんてことはありませんか?

電子レンジ機能も便利ですが、オーブン機能もつかわないなんて、もったいない!

今回は、電子レンジの基本的な使い方を解説していきます。

電子レンジの機能について

電子レンジは種類によって、電子レンジ、オーブンレンジなどの種類があります。

・電子レンジの機能について
電子レンジは、マイクロ波を使って食べ物の内側からあたためる仕組みになっています。
少しだけ科学的な話をすると、電子レンジ内にセットした食品の中に含まれる水分を振動させて、熱を発生させます。

・オーブン機能について
オーブン機能は、文字通り熱を当てて温める仕組みです。
熱で温めるので、電子レンジ内全体を温めて、セットした食品を温めていきます。
全体に熱をあてていくので、熱ムラになり難くはあります。

まとめると、
【電子レンジ機能は、内側から温める】
【オーブン機能は、外側から温める】
になります。

ラップはしなくても実はいい?

チンする時にか、食品にラップをする人を見かけますが、全部が全部ラップをしなければならないわけではありません。

ラップをする場合
・熱を閉じ込めて温める
・水蒸気を閉じ込める
・飛び散るのを防止する
といった効果があります。

具体的にラップする主な食品は、冷凍ご飯の解凍/温めや焼売や餃子など小籠包のようなしっとりした方が美味しい食品です。

ラップをかけるときは、「ふんわり」ラップをのせるように覆います。

これは、ピチッとラップを締めてしまうと、中にある水分の逃げ場が無くなり、ラップが破裂する危険性があります。

冷蔵庫から出して、電子レンジで温める時は、一度ラップを外して、「ふわっと」乗せ直すのがオススメです。

ラップをしない場合
・水分を飛ばす
といった効果があります。

具体的なラップをしない食品例は、チャーハンや唐揚げ、コロッケなどのフライ料理の再加熱に使っていきます。

オーブンレンジの場合は、オーブン機能を使って温めた方が美味しく温められます。

電子レンジで温める時に注意するもの

●殻に包まれているもの
代表的な物として、生卵を殻のまま電子レンジでチンをすると爆発します。
これは、卵の中が熱膨張で膨らんでいき、最後には殻が耐えられなくなって爆発するためになります。
その他、殻や皮に包まれたものは、温めない方が良いです。
殻に包まれた食品だと、栗や明太子、貝類やソーセージなどになります。
珍しいケースとして、消費者センターの資料で、サツマイモを電子レンジで長時間加熱すると発火発煙したケースがあるそうです。
全般的に加熱し過ぎのケースがほとんど、なんですけどね。

●アルミホイルなどの金属片が入っているもの
「ラップの代わりにアルミホイルで、、、」という方は、めったにいないとは思いますが、アルミホイルの場合は、発火の危険があります。
これは、アルミホイルにあたったマイクロ波がアルミホイルのシワになった部分や尖った部分から放電して火花が出てきます。
火花が食品の油に引火して発火発煙といった事故につながっていきます。

●紙が付いている、入っているもの
これは、お弁当の容器についているシールやコンビニおにぎりなども含まれます。
コンビニのお弁当などは熱に強いシールを使っているものがほとんどなので、既定値であれば問題はありませんが、長時間温めた場合は、発火の危険が伴います。
短時間(概ね30秒程度)の場合は、大丈夫な場合が多いようです。

●ペットボトル飲料
ペットボトルのまま温めると卵の時と同様に熱膨張して爆発していきます。

●生肉
生肉を電子レンジで温めると旨味(ドリップ)が出てしまいます。
本体、外側を焼く事で旨味が逃げ出さないように蓋をするのですが、電子レンジの場合中から温めるため、焦げの防波堤が無くそのまま流れでてしまいます。

電子レンジを使い終わったら

電子レンジの中にあるお皿と内側をキレイにしましょう。

油汚れが残っている場合、次使う時に引火して発火の原因になる事もあります。

清掃の方法は、色々はありますが調味料の酢を使った清掃方法が楽かもしれません。

耐熱コップなどに、大さじ1の酢を入れて、5倍くらいに希釈したものを電子レンジで5分チン!

そのまま扉を開けずに、10分以上放置した後、扉を開けてキッチンペーパーなどで、拭き上げていきます。

酢は、金属の汚れ落としにも使える便利な調味料で、酢を含んだ水蒸気で汚れを落としていこう、といった使い方ができます。

もちろん、酢を含んだ新しい雑巾などで最初から拭き上げるのもいいのですが、予め酢を含んだ水蒸気を使う事で、汚れを温め、落ちやすくなります。

電子レンジでできる、簡単レシピ3選

遅く帰ってきた日は、ご飯を作る気力が無い、なんてことはありませんか?
材料さえあれば、電子レンジで簡単ご飯を作ることができますよ。

①もやしのナムル

材料・・・
a)もやし 1パック(お好みで)
a)ごま油 大さじ3
a)鶏ガラスープの素 大さじ2
醤油 少量
にんにく (お好みで)

調理方法
-1:a)の材料を全部混ぜ合わせます
耐熱ボウルやお皿に、ふんわりラップをして、チン!です。

-2電子レンジで、チン!
シャキシャキ感が残る固さは、概ね500wで3分30秒程度、チン!
ナムルらしい柔らかさは、500wで5分程度、チン!

-3:仕上げに醤油を一回し
にんにくはお好みですが、にんにく醤油にするとご飯にもお酒にも合う食欲が止まらない一品になります。

②冷凍ご飯作り方と解凍方法

疲れて帰ってきて、ご飯を炊く気力と時間が無いときは、冷凍庫にご飯をストックしておくだけで、簡単にご飯が作れます。

材料・・・
お米 (適量)

-1:炊飯器でご飯を炊く
保存前提なので、2合以上が良いと思います。

-2:ご飯が炊けたら、茶碗一杯分をラップで包む
この時、ハンバーグのように平べったく包むと良いです。
これは加熱時のムラを防ぐため、になります。
ただ、堅いおにぎりみたいに固めないようにしてください。
ご飯が硬くなってしまいます。

-3:冷凍庫に入れる
冷凍庫に入れて保管します。

-4:食べる時は、チン!
お茶碗一杯分は、概ね3分30秒ほどチン!

保存期間は、だいだい1ヶ月程度と言われているようです。

冷凍ご飯をストックする場合は、基本一週間程度のサイクルで消費できる量を作り置きしておくのが、個人的なオススメです。

③無限ピーマン

材料・・・
ピーマン 5個程度(1袋くらいです)
鶏ガラスープの素 大さじ1
ツナ缶 1缶
ごま油 大さじ2
コショウ (お好みで)

-1:ツナ缶の油を切る

-2:ピーマンは、種を取って切る
切り方はお好みですが、細切りが定番です。輪切りにしても面白いのですが、食べる時にツナが絡みにくいです。

-3:耐熱ボウルに入れて全部混ぜる

-4:電子レンジでふわっとラップしてから、チン!
500wで3分チン!

ツナ缶にはDHAやEPAといった普段なかなか採れない栄養素が含まれています。

熱々にしてしまうと、DHAもEPAも流れていってしまうので、程々の暖かさが良いようです。
無限ピーマンは、おかずにもお酒のツマミにも美味しい一品です。

電子レンジの使い方は、チン!するだけでも、チンを考えてみるだけで簡単に美味しい一品が作れる調理家電です。

普段のチン!の前に少し考えてみてはいかがでしょうか?

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