洗濯機と乾燥機を使ってみよう!

2021.08.08


洗濯機と乾燥機を使ってみよう!

洗濯機や乾燥機の正しい使い方や注意すべきことは知っていますか?「洗濯は両親にやってもらってた」「乾燥機は使ったことがない」という方も結構いらっしゃいますので、メーカー問わず実践できる洗濯機、乾燥機の基本をご紹介します!

突然ですが、洗濯機と乾燥機、うまく使っていますか?

洗濯機や乾燥機は、使い方を教わる機会はほとんど無いと思います。

また、「洗濯機?洗濯物いれて、スイッチ押せばいいんじゃないの?」と思っている人もたくさんいると思います。

衣類によっては、洗濯機で洗濯してはいけない衣類もあります。

ハナサカスの物件には、総て洗濯機と乾燥機が設置してあり、ご入居者様であれば時間制限(深夜帯使用NG)といったルールがあるものの、自由に使うことができます。

そこで、今回は洗濯機と乾燥機の使い方を学んでいきましょう。

■■■洗濯機編

①洗濯物を入れる、その前に先ずは確認!

洗濯物を洗濯機に入れる前に、先ずはポケットの中を確認していきます。

ポケットの中に、ヘアピンや小銭、買い物をした時のレシートなどが入っていると、洗濯した筈なのに、逆に汚くなります。

例えば、ポケットティッシュを洗濯するとティッシュが水に溶けて水流で分解、破片が他の洋服についてしまう事があります。

小銭は、洗濯した時に排水溝まで流れて帰ってこない時があります。

お札を洗濯すると形が変型してしまうや破れてしまう場合がありますが、破れてしまった場合は、破片を全部集めて、銀行の窓口で交換できるそうです。

ATMや自動販売機に縮んだお札を入れるとエラーになってしまいます。

②洗濯物を分別していこう!

消費者庁が2016年に洗濯表示マークを一新しました。こちらが洗濯表示の基礎マークです。

引用元:消費者庁 新しい洗濯表示
家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について-衣類等の洗濯表示が変わります-(平成28年11月4日) [PDF:593KB]

この記号の組み合わせで表示されています。が、全部を覚えるのはとても大変なので、重要なマークとしてこちらを覚えておくのをオススメします。

引用元:消費者庁 新しい洗濯表示
家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について-衣類等の洗濯表示が変わります-(平成28年11月4日) [PDF:593KB]

桶に☓マークがついているものは、洗濯機で洗濯ができません。

マークがついている衣類は、主にカシミアのセーターや革ジャンなどに付いています。

洗濯機で洗濯してしまうと、縮む、色落ちする、毛羽立ちする、シワやシミができる、型崩れが起こるなど、衣類を駄目にしてしまうので、洗濯機にいれないでください。

色落ちは、最悪のケースだと、他の衣類に色移りします。

洗濯NGの衣類は、クリーニング屋さんにお願いしましょう。

もう一つ、塩素系及び酵素系漂白剤の使用禁止マークは、洗剤を選ぶ際に注意してください。

ただ、衣類のマークを全部チェックしていくと、そもそも洗濯ができなくなるので、要点だけチェック!していきます。

・裏起毛がある→洗濯ネットに入れる
・下着類→専用の洗濯ネットに入れる
・その他→そのまま入れる

洗濯ネットですが、百均にいくと形は様々ですが、だいたい売っています。

洗濯ネットに入る量も限界があるので、購入されるなら2~3枚まとめて買うがオススメです。

【裏起毛がある→洗濯ネットに入れる】
裏起毛が、洗濯中に取れてしまう事が多く、他の衣類に毛玉となってくっついてしまいます。
普段着に毛玉がつくと、後で取るのが大変なので、分別しましょう。

【下着類→専用の洗濯ネットに入れる】
下着類は、そのまま洗濯機に入れると型崩れが起きやすく、使える期間が短くなってしまいます。
また、他の衣類の毛玉が付くと、着心地もよくないので、下着類を守るためにも、専用の洗濯ネットにいれてください。


【その他→そのまま入れる】
ワイシャツやTシャツなどになります。毛玉が怖い時は、洗濯ネットを使うのがベターですね。

③やっと洗濯機開始ボタンを押せる!

洗濯洗剤や柔軟剤をお好みで選んでいれてください。

洗剤によって消臭や抗菌効果や部屋干しが得意、フローラルな香り付きなど、種類は様々です。

一般的な衣類、TシャツやYシャツなどはおまかせコースを選んでいきます。

丁寧に洗いたい衣類は、メーカーによってコースが異なりますが、「ソフトコース」「ドライコース」「手洗い」コースを選んでください。

このコースを選ぶ時の衣類は、装飾の多い衣類、刺繍やボタンが多い物を洗濯する時に使います。

汚れの多いもの、例えば泥だらけになった野球のユニフォームなどは、泥が他の衣類に付着する、ポケットの中に砂や砂利が入り込む場合があるので、別に洗濯してください。

洗濯が終わったら、乾燥!乾燥!

ハナサカスの物件総てに、乾燥機が設置してあります。

ご入居者様であれば時間制限(深夜帯使用NG)といったルールがあるものの、自由に使うことができます。

乾燥機もまた、洗濯物を入れて乾燥ボタンを入れる!前に、使い方がきちんとあるので、チェックしていきましょう。

■■■乾燥機編

乾燥機の使い方を解説していきますね。

洗濯が終わったら、まず仕分けをしていきます。

というのも『洗濯機はOK、乾燥機はNG』の衣類があります。

①乾燥機の仕組み

乾燥機の基本的な仕組みは、ドラムの中で熱い風を当てて衣類をまわしていきます。

なので、ドラムの中は高熱になります。

衣類によっては、高熱を当てると形がかわってしまうものがあります。

また、高熱になるのを利用して布団に潜むダニの殺虫にも使うことができます。

かんたんな毛布類程度であれば、ハナサカスについている乾燥機でも対応できますが、布団類は、コインランドリーの大型乾燥機を使ってください。

②乾燥機NGな衣類のカンタンな見分け方

衣類のタグに下記のマークがついていると乾燥機で乾燥できません。

消費者庁の資料だと、タンブル乾燥と書いてありますが、言い換えると「家庭用乾燥機」としてほぼ間違いはありません。

乾燥機を使っていいかどうか、衣類のタグを見ているととても時間がかかるので、さくっとわかる判断方法が、こちら!


・金属がついている
上着や下着など、特にひっかかる部分があるものがある時は乾燥機に入れないようにしてください。ひっかかる部分が乾燥機内であたって、衣類が駄目になる場合があります。

・スパンコールがついている
スパンコールが付いている衣類は、乾燥機で乾燥できません。
というのも、スパンコールは、プラスチックでできている場合が多く、熱に弱いという特徴があります。乾燥機に入れてしまうと、剥がれる、変色する、歪むといった事が起きる可能性が高いので、やめましょう。

・ワイヤーが入っている
シャツや下着類など、これも熱で歪んでしまうので、やめましょう。

あとは無いとは思うのですが、油汚れのついた衣類をそのまま乾燥機に入れて乾燥!も、もちろん駄目です。最悪炎上します。

乾燥機NGの衣類は、陰干し、または天日干しにしていきましょう。

陰干しにするのは、衣類にもよるのですが紫外線があたり過ぎると劣化してしまうのを避けるためになります。

③乾燥機をスタートする前に、洗濯物をいれすぎていませんか?

乾燥機の中へ洗濯物を限界まで入れてしまうと、乾燥機自身がキャパオーバーで乾燥できなくなります。

目安にはなりますが、ドラムの半分以下までとしてください。

乾燥機に入れる時にコースを選びます。

この時のコースを選ぶポイントですが、
「おまかせコース」・・・
一般的な衣類、TシャツやYシャツなどがこちらのコースになります。

「除菌コース」・・・
除菌コースは、文字通り除菌するため、乾燥機の中が通常よりも高い温度で乾燥されます。主に、毛布などが使われるコースです。除菌コースは、他の乾燥コースよりも温度が高いので、衣類によっては縮んでしまう場合がありますので、使用には注意してください。

④乾燥機が終わったら、終わり、その前に

ハナサカスは、シェアハウスなので入居者みんなで洗濯機や乾燥機を使います。次使う人のためにも、フィルターの清掃をしていきましょう。

洗濯機と乾燥機のフィルター清掃方法は、総て貼ってあります。

見ながら清掃で大丈夫ですよ。

■最後に

洗濯機と乾燥機、使い方を教えてくれる人は多分いないと思います。

知らずに洗濯物を洗濯機に入れて服を駄目にしても、なんで駄目になったか気づかず、しばらく着てる服だから駄目になったんじゃないのかな?と思われる時があったかと思います。

でも、普段の洗濯機の使い方、乾燥機の使い方を見直すだけで、普段来ている衣類が長持ちしていきますよ。

参考文献
SHARP サポート問い合わせ 洗濯機 タテ型洗濯乾燥機 Q&A

消費者庁 新しい洗濯表示

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