小田急線と世田谷線の交差する町「豪徳寺」(世田谷)リポート
2021.09.26

小田急線(横方向の路線)と世田谷線(縦方向の路線)が交差する豪徳寺。あまり機会がないと訪れることがないかもしれませんが、とても魅力的な街なのでご紹介します。
目次
豪徳寺駅
知名度が高い世田谷区の中にある「豪徳寺」
豪徳寺自体はさほど有名ではないですが、結構便利でいろいろとある街「豪徳寺」を今回はレポートします。
まずは、その立地の特性に注目、東京は電車移動が基本でその電車はターミナル駅を基点に放射状に広がる為、東京の西側で他の路線と乗り換え可能な交わる路線は世田谷線と京王井の頭線。
世田谷線を利用すると、京王線・小田急線・田園都市線を縦に乗り換えることができます。
その世田谷線の山下駅があり、小田急線と交わっているのが豪徳寺。
豪徳寺駅をでて1分もない場所に山下駅があります。

2両編成の昔ながらの路面電車感のある、かわいい電車です。
周辺環境
駅からすぐにあるスーパー「トップパルケ豪徳寺店」

豪徳寺駅近辺の生活に非常に便利。
その隣にごラックストア「ココカラファイン」もあり日常生活も楽ちん。

そのほかにも百円均一の「キャンドウ」もあります。
そういったお店の他にも、個人店や特徴的な、お店もいっぱい。
「SAKANA BACCA」
今年新しくできた「SAKANA BACCA」という魚屋さん。
鮮度がよくて美味しそうな魚屋・海産物がいっぱい。
https://sakanabacca.jp/

新しいのもありますが、店内もきれいにディスプレイされていて、とっても清潔感があります。
しかも、品揃えも多く、見てて楽しいです。


「旬世」
そんな、魚屋さんからすぐにの場所にこだわりの有機野菜を売っている八百屋さん。

そんなこだわり野菜をお隣の2階では、バイキングで楽しめるお店もあります。
https://www.instagram.com/noukarestaurant_shunse/
「Holic Color Drinks」

駅の近くには作り立てのスムージーが飲める「Holic Color Drinks」さんがあります。
https://www.holic-colordrinks.com/

ちょっと入り込んだところにあり、2人掛けのテーブルが3席のかわいらしいお店。


雰囲気の良い店内。
メニューは、スムージーやプリンやパンナコッタなどいろいろな物が味わえます。

特におすすめ濃厚プリン。

かなり濃厚なプリンに「ショウガのジャム」がついていて、とても面白い味わいで美味しいです。
感じの良い店員さんが毎日、仕込みをして作っているそうで、夕方に行くと売り切れのメニューが多いので、早めに行くのがよいようです。
「HALO」
豪徳寺はカフェも多いです。

通常のカフェスペースの奥にはワーキングスペースもあり。
くつろぐも良し、ちょっと気分を変えて仕事や読書を行うも良しのお店です。

コーヒーはもちろん、ホットサンドやスコーンなど朝食やちょっとした軽食にも最適です。
ホットサンドの変わったバリエーションもあるのでお試しあれ~
https://cafehalo.net/
「梟焙煎研究所」
店の前尾を通るだけでコーヒーの良い香りが漂ってきます。
https://torrefacteur-lab.tokyo/

「aminchi」

世田谷線 松原駅近くにある「aminchi」
かわいらしい店内で、紅茶やケーキが楽しめる良いお店です。
https://aminchi.thebase.in/
「豪徳寺」
食べ物が多くなってきたので、別物物ご紹介。
豪徳寺は招き猫発祥の地としても有名です。
地名の豪徳寺も元々はお寺の名前です。
こちらのお寺は商売繁盛祈願で有名な「招き猫」発祥の地としても有名です。

私が参拝に行った際は修復工事を行っていたみたいです。
~豪徳寺 概要~
寛永10年(1633)年に、世田谷が彦根藩の所領地となり、文明12年(1480年)に建立されていた「弘徳院」を、彦根藩主井伊家は江戸菩提寺と定めました。
その後、万治2年(1659年)2代藩主井伊直孝の法号「久昌院殿豪徳天英大居士」に因み、豪徳寺と改称され、大名家墓所に相応しい伽藍を整え現在に至ります。
江戸時代の大名墓所の形態をよく保存し、周辺では最大規模の国指定史跡となっています。
豪徳寺の境内には四季折々の草木があり、梅・桜・牡丹・芍薬・つつじや晩秋の紅葉などが楽しめます。
石門から山門に至る参道の松並木、さらに野鳥が飛び交う奥深い森林もまた見所です。
https://gotokuji.jp/
そしてさすが発祥の地と思える光景がこちら。

かなりの「招き猫」奉納されています。
しかしながらこの写真では収まり切れません。
ドーーーーン!

続けて ドーーーン!!

うーーーん、これだけあると中々、圧巻です。
そういえば駅前にも石造の招き猫が…。

探すといたるところに招き猫、さすが発祥地。

もちろんお寺なので、敷地内には風流な三重塔や松や植物もあり散歩などにはうってつけです。
「世田谷八幡宮」
また「豪徳寺」の近くにあるパワースポット「世田谷八幡宮」
https://80000.or.jp/

住宅地の中に広々とした空間、大きく育った木々が、お社を覆うように育っていて、空気が少し変わって感じるため、少しゆっくりした気分になれます。
~世田谷八幡宮 概要~(抜粋)
寛治5年(1091年)後三年の役(永保3年〈1083年〉 - 寛治元年〈1087年〉)の帰途、源義家がこの宮の坂の地で豪雨に会い、天候回復を待つため、滞在することとなり今度の戦勝は日頃氏神としている八幡大神の加護によるものと思い、豊前国の宇佐八幡宮の分霊をこの地に勧請し祀った。
後に世田谷城主七代目の吉良頼康が天文15年(1546年)社殿を再興させて発展させた。
この天文15年が実質的な創建の時と考えられる。
明治5年(1872年)郷社に列し、社号を宇佐神社と改めたが、第二次大戦後、世田谷八幡宮の名に復した。
かつては奉納相撲の勝敗によって来年の豊作・凶作を占ったり、今年の豊作を感謝したため、境内には土俵や力石がある。
渋谷氷川神社、大井鹿嶋神社とともに江戸郊外三大相撲の一つとされていた。
今でも毎年秋の例祭(9月15日)には東京農業大学相撲部による奉納相撲が行われている。
文化10年(1813年)建立の旧本殿が、1964年(昭和39年)に建てられた現在の社殿内に納められている。
最寄駅の東急世田谷線宮の坂駅の駅名はこの神社の東側にある宮の坂に由来している。
代田八幡神社は当社からの分霊。
wikipedia

境内には昔からあるような土俵が広々とあり、祭りなどの際にちびっこ相撲もされているようです。
夏のお盆の時期にはお祭りの屋台なども出ており、どこか懐かしい感じを覚える神社です。
「鳥武」
そんなノスタルジーも感じつつ、新しい物も多いですが老舗のお店もあります。

やきとり「鳥武」昔からある鶏肉専門店。
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131813/13137169/
夕方にはいつも行列のお店。
その売りは、なんといってもお店で焼いている焼鳥。

お店はお父さんとお母さんで営んでいるようです。
お父さんが次から次へと焼いているに、お客さんがひっきりなしに来るので、お皿の上の焼きあがった焼き鳥はいつもあっという間に無くなっていきます。
価格もリーズナブルでサイズも良い感じなので是非お立ち寄りの際は買ってみて下さい。
「旬菜魚 いなだ」

こちらもいつも満席のお店。
孤独のグルメでも紹介されているおさかな系の定食が有名です。
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131813/13013832/
豪徳寺、いかがでしたか?
新旧いろいろなお店や情感のある豪徳寺。
今回ご紹介したお店のほとんどがテイクアウトできるので、おうち時間をたのしむのにも向いています。

今回ご紹介した、お魚屋さん「SAKANA BACCA」で「つぼ貝のワサビ漬け」、「Holic Color Drinks」さんでパンナコッタとコーヒープリン、やきとりの「鳥武」で「やきとり」「もつやき」「つくね」を購入し、お家でちょっと晩酌。
どれもこれも美味しくて、すごい満足です。
今回、ご紹介できなかった、美味しいお店や雰囲気の良いカフェもまだまだあります。
食べ物中心になってしまいましたが、コンセプトショップなどもあります。
最近も新しいお店が出店しているようです。
機会があれば是非一度足を運んで頂きご自身の目で、足で探訪してみて頂きたいです。
その際のご参考にしてい頂ければ幸いです。
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