『紅葉狩り』に行ってみませんか?~全国版~
2021.10.20

「全国の紅葉狩りスポット5選」のご紹介です。
コロナ禍による行動制限が徐々に解除されていますが、秋の行楽にいかがですか?
野外で換気はばっちり、人との距離も保てる空間でリフレッシュしませんか?
目次
10月に入り、日中は暑い日もありますが夕方以降涼しい(肌寒い)日が増えてきた今日この頃。
コロナ禍で外出も控えぎみでしたが、「紅葉」の季節です。
目にも鮮やかな木々の赤や黄色の鮮やかなコントラストを見て、リフレッシュするのは如何でしょうか。
紅葉狩りとは、起源
紅葉狩りは平安、奈良時代、貴族の間で始まり紅葉の下で和歌を詠んだりした宴でした。
1200年前の「万葉集」にも紅葉の記述があるようです。
江戸時代中期には一般庶民もお弁当などを持参し愉しむようになったと言われています。
伊勢神宮へのお参りや熊野詣(くまのもうで)などの影響で庶民の間で旅行が流行しました。
この旅行ブームの火付け役となったのが「都名勝図会」など名所を案内する本です。
これらのガイドブックに紅葉の名所を紹介したところ、たちまちそこに人が押し寄せました。
紅葉の名所に行き、お弁当やお酒を楽しんだと言われています。
日本の紅葉は世界でも群を抜く美しさと言われています。
世界の3割が森林ですが、大きな国土のあるロシアなどは針葉樹林で覆われています。
他は熱帯雨林と呼ばれる森林になります。
日本の森林は落葉樹と呼ばれる木々が多いのと寒暖差があるために木々の紅葉が鮮やかになるのです。

「紅葉狩り」の語源
「紅葉」に「狩り」では何かを捕らえるような意味に捉えられるような気がしますが、昔の貴族たちにとって、歩くという行為は上品ではないと認識されていたようです。
そのため、紅葉の鑑賞に出向くことを狩りに見立て「紅葉を狩りにいく」とおしゃれに表現したことが由来とされています。
平安時代には庭には桜などは植えられていたようですが紅葉する木々は無く山々に出向いて鑑賞していたようです。
日本の紅葉見どころ5選
筆者は言ったことが無いのですが写真を見て行ってみたい!と思った日本の紅葉5選を紹介します。
1)北海道美瑛町

1年を通して行きたい人気の観光地。
ドラマやCMのロケ地が多数ある場所としても有名です。
紅葉は1か月ほど続く美瑛町は遠方の山並みとのコントラストはもちろん街道沿いや丘にあるカラマツが黄金色に変わります。
十勝岳望岳台は、美瑛町内で一番早く紅葉観賞ができるスポットです。
美瑛町から「青い池」を通って「白金温泉」へ続く白樺街道は、正面に十勝岳連峰を見ながら紅葉の並木道が続きます。
「色彩の丘」なども感動的な風景が広がります。
2)青森県奥入瀬渓流

青森県にある奥入瀬渓流は十和田湖から流出する河川です。
約14㎞ある川沿いの散策路にはブナやカエデ・ツツジなどの樹木が秋色に染まり渓流沿いの紅葉は見ものです。
3)群馬県日光

日光東照宮など関東に住んでいる方なら1度は訪れたことがあるくらい有名な日光です。
中禅寺湖、滝、寺社など紅葉スポットは盛りだくさん。1日では満足できないでしょう。
夜にはライトアップされる名所も多くありますので是非チェックしてください。
4)長野県上高地

長野県松本市にある人気観光地「上高地」1年を通じて沢山の観光客が訪れます。
北アルプスの玄関口でもある上高地。
国の文化財に指定されている場所です。河童橋から眺める穂高連峰は大変な人気スポットです。
5)愛知県香嵐渓(こうらんけい)

愛知県豊田市にある香嵐渓。
1634年頃に香積寺の住職三栄和尚がスギやモミジを手植えしたのが始まりとされ、大正末期から昭和初期には住民のボランティアでモミジの大植樹が施された。
イロハモミジ、オオモミジ、カエデが約4000本あると言われています。
紅葉の時期は見もので感動すること間違いなし。
以上、日本各地のおすすめ紅葉スポットを紹介してきましたが、次回は東京都内に限定してご紹介させていただきます!
秋のお出かけの参考になれば嬉しいです。
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