そろそろボジョレー・ヌーボーの季節です!
2021.11.12

日本でもお馴染みになった「ボジョレー・ヌーボー」。
もうすぐ解禁日の11月18日です。
日本は時差の関係で世界で一番早く「ボジョレー・ヌーボー」が飲めることから世界の輸出量の4分の1を占めています。
ボジョレー・ヌーボーとは

皆様おなじみの言葉ですが、「ボジョレー」(地名)「ヌーボー」(新酒)の2つの言葉で成り立ちます。
「ボジョレー」とはフランス、ボジョレー地区のことです。
ボジョレーヌーボーで栽培されたぶどう、「ガメイ」という品種を栽培し、厳密な栽培方法で規定条件をクリアしたぶどうがボジョレー・ヌーボーとしての材料になれます。
「ヌーボー」新酒の意味ですが、通常のワイン製法になると収穫からワインができるまでぶどうを発酵させるなど非常に時間がかかってしまうのです。
ボジョレー・ヌーボーは製法も違うのです。
収穫したブドウを破砕せずに、密閉されたステンレスタンクに詰め二酸化炭素気流中に置く。その中でブドウを発酵させるのです。
色鮮やかな新鮮なワインが出来上がります。
ボジョレー・ヌーヴォーは収穫祭的な意味合いを含みかつ、「初物」を尊ぶ日本人の文化にはあった飲み物なのです。
2021年の状況
今年のボジョレー地区は大きな寒波に襲われ収穫量は30-50%減となりました。
しかし味は収穫1か月前から好天に恵まれブドウの中に糖が蓄積しており、潜在的な酸も申し分ない状態とのこと。
全体的な酸はむしろ高めでpHは平均的、糖とポリフェノールは収穫するのに適した蓄積に達したようです。
まだ味わったことのない方も今年のボジョレー・ヌーボーを体感してみませんか。

同じぶどうですが(ワインではないですが)都内でぶどう狩りができる農園があります。
目黒区にある根岸ぶどう園です。
https://negishi-budouen.business.site/
その根岸ぶどう園から歩いて7分の場所にあるシェアハウス「Vivo駒沢公園」の詳細はこちら↓
